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クリスマスに限らず、子供の頃は灰色だった記憶しかない [たわごとでござる]

今日はクリスマスイブ。
日曜ではありますが、再び休日出勤。

午前中だけの出張の仕事だったので、
一旦会社に戻って、事務処理をして。

遅めのお昼は、乗り換えの
ターミナル駅のどこかで食べれるでしょう。
駅にくっついてる百貨店の、
立ち食いゾーンでナポリタンにしようかな。

...と思って、行ってみたら凄まじい人出でした。
お料理は並ばずに注文できたのですが、
お店の合間に設置されている立ち食い席が
全然空きがない。

...あつあつの鉄板に乗せてもらってるんで
ちょっとドキドキしながら、人の合間を
かいくぐって、隙間を見つけて食べる。

ここに辿り着くまでに、
百貨店の地下のおそうざい売り場を通過してきましたが
もうものすごい人数が、並んでました。

クリスマスかあ。
子供さんもいっぱいいたなあ。
どこが少子化やねん、ぐらい、子供さんがいたなあ。
我々の世代より、3分の1ぐらいの人数だそうですが。

クリスマスにこういう街中に
連れてきてもらえるような子なので
みんな楽しそうです。

....ううむ。
大昔のことなんで、自分が子供の頃のクリスマス。
全然記憶にない。

強いていうなら
「クリスマスぐらいは、母の機嫌を損ねて
酷い目にあうことがないよう、
静かに過ごそう」
ぐらいの感情しか思い出せない。

今、想像するに「母の思う世間」の目があり、
結婚しなくてはならない、
子供は2人は産まなければならない、
子供を(世間が納得する程度)可愛がらなければならない
に縛られていたんだと思います。

それに、今思うと
私のことは母は嫌いだった。
これは間違いない。

弟のことは、それなりに可愛いかったとは思います。
好き勝手な言動をしても、怒られ方が違うし
今も一緒に住めてるんですものねえ。

弟は何らかの「ややこしい感情の持ち主」だったので
私が誕生日で、私だけに誕生日プレゼントをもらうと
「ナンデねえちゃんばっかり!」と怒る人だったので
私の誕生日には、なぜか弟も同じものを貰えてて。

でも、弟の誕生日には、特に私には何もなく。
私には、弟のように憤りを主張する権利はなく。

クリスマス、お正月、夏休み、近所の夜店がある、などで
いろいろ子供を楽しませることができるイベントで
特に何も覚えていない、ということや

母に言われた言葉の中で強烈に覚えているのは
「普段から世話してるのに、
何でまだ特別何かしろっていうのか」と
言われたこともありますが。

しかし、母が日頃雑談する
ご近所さんのいわゆるママ友からの
「クリスマスは何かした?」という質問に
備えなくてはならない。
という事情で、世間体を満足させる程度の
何かをしてもらったのかもしれませんが。

普段からの私の
「母の機嫌を損ねないようにしたい。」
「ましてや今日は皆さん楽しいって言ってる日なんで
この日だけは何か嫌な記憶は、
自分に残したくない」なんて
思ってる状態だと、全然楽しめるはずもなく。

やっぱり、どう考えても灰色だったか。
もはや年数が経ったので、
恨む感情はないのですが、
自分にはそういう子供時代がなかったので
いつまでも「私の中の子供が羨ましいと思う」のは
どうにも止められなくて。

幸せそうなお子さんたちの様子を
みたり聞いたりするたびに
すっかり他人事で「よかったねえ」と
言えるようになる日が欲しいです。

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