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天津飯は大人の食べ物でした [思い出すなあ]

昨日は外出して
いっぱいのスケジュールをこなしました。

その合間に、中華料理店でランチしました。
定食メニューの中に天津飯があったので
思わずそれをチョイス。

匂いとか食べ物に関する記憶って
本能に近い部分に収納されてるのか
結構根強いんですね....

子供の頃
自転車で15分ぐらいの距離の最寄駅の
駅前に2階建ての駅ビルがあって
その中に、中華料理屋さんが入っていました。

私が中学生ぐらいの頃に建替えたため
中華料理屋さんは撤退して
若者向けの服屋さんやパン屋さん、
靴下屋さんになっちゃったので、
それ以前の記憶です。

電車で出かけるとき。
父が契約している自転車屋さんの裏手のガレージに
家族全員分の自転車を置かせてもらい
電車に乗って出掛けてました。

帰ってきたら、3時とか4時ごろだと
自転車を取りに行く前に
その駅ビルの中華料理屋さんで
おやつがわりを食べるというコースが
年に1、2回あったかと。

年季の入った赤い板が貼ってある
カウンター席に座って。
厨房ではカンカンと中華鍋とお玉を鳴らしながら
ジャジャッと何かを勢いよく炒めてはります。

私と弟の食べるものは父が注文します。
たいていチャーハンです。

中華鍋の周りに並んだ缶に入っている調味料を
ササっとお玉ですくって、味付けして。
お鍋を何回かあおって、おたまで丸く形づくられる
古典的な卵のチャーハンです。

父の注文は、天津飯です。
八角形のお皿の上に
グリーンピースの入った卵の焼いたものと
しょうゆ色のとろみのついたあんが掛ってます。

お出かけに母が混じっているときは
このお店には来なかったなあ。
母は外食はかなり苦手なのです。

大人の食べているものを欲しがってはならない、という
お行儀が我が家にはなんとなくあって。

子供の間は天津飯は
食べてみたいけど、
食べたことがないものでした。

もちろんひとりで食べにこようなんて
小学生には発想はありませんからねぇ

ふと、天津飯を注文する自分に
「しつこく覚えてるもんだなー」と
「大人になったもんだ」と
いろんな思いが湧いてきました。

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