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ひとりもの考 [我が家の秘密]

この間、用があり父から電話があったときに、
ついでに出た話。

「あのな、○○新聞に載ってる結婚相談所がな」
月々会費は5000円で、成功報酬○十万円だそうな。
「その会に入らへんか?」と言う父。

何故結婚しなければならないのか?

親孝行という義理のため?
世間体?

そもそも私には、結婚願望がない。

もしどなたか、私が好きな人が「妻にしたい」と望むなら
努力してみるかもしれない。
その程度の気持ちしかない。これは結婚願望ではない様に思う。

会社の顧問をしている、某国立大学名誉教授(専門は脳生理学)に
「私は子供が欲しいと思ったことがない」というと
「人間の本能として、そんな人間はいるはずがない!」と
一笑されましたが、」ホンネです。

自分の遺伝子コピーなんて、要りません。
ちゃんと育てる自信もありません。

....もしどなたか、私が好きな人とDNAハイブリッドしたいと
思わはるのでしたら、いろいろ障害を乗り越えて
努力するかもしれませんが......
(年齢もリミット近いし、産めるとも限らないし、生活のこともあるし)

父はさらに言う。
「ひとりやと、歳取ったら寂しいで」

.....父は知っているだろうか?
私が父や家族と一緒に住んでいて、埋められなかった『孤独』が
痛いほど身に染みている事を。

家族といる「孤独」と、一人でいる「孤独」

寂しいのは覚悟のうえ。
私は後者を選択して、今に至る。

....かなり堅固な「ヒトリモノ」の殻の中にいるワタシです。

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